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電動車いす

電動車いすとは

 

<※この記事は2019年6月11日に更新しました>

電動車いすは電動モーターを原動力とし、その動力で動く車椅子のことです。モーターで動くため、従来の車いすのように自分で操作をすることが困難な人に適しています。手元にあるレバーで前後左右に方向転換させ、電動車いすを動かします。

電動車いすの種類

 

電動車いすには自走用と介助用があります。

自走用は自分で操作をして車いすを動かす車いすです。

〇標準型
〇ハンドル型(電動カート)
〇座位変換型
〇簡易型
〇特殊型

があります。

介助型は後ろから他者に押してもらう車いすです。

〇標準型
〇簡易型
〇特殊型

があります。

 

電動車いすの特徴

 

電動車いすの特徴としては

歩行者扱い(免許証が不要)
家庭用コンセントで充電可能
シンプルな操作
最高速度は6kmまで(成人の早足程度)
走行距離は10~40キロほど

 

自走用 標準型

WHILL株式会社 WHILL Model CK

 

自走用簡易型

YAMAHA JWアクティブ PLUS+

 

自走用ハンドル型(電動カート)

株式会社 セリオ 遊歩スキップ neo

介助用標準型

Nabtesco株式会社 アシストホイール ライト

 

電動車いすの使用対象者

 

〇歩くのがつらい、少し歩くと疲れてしまう。
〇自転車に乗っていたが最近フラフラしてしまう、こぐのが大変になってきた。
〇自動車免許を返納してしまった、返納を考えている。
〇足を骨折してしまった。

電動車いすの選び方

 

電動車いすの選び方は、利用者の身体の状態、使用する場所などで選んでいきます。

道路の状況、使用する距離、保管場所なども選定していくのに大切な情報です。

レンタルの際は専門家が、電動車いすを使用する自宅周辺の状況や利用者の身体機能、認知機能などもチェックしてくれます。

自分の体調や体格、使用頻度の高い場所などを伝え専門家に選定してもらうことが望ましいです。

ひろみのひとこと

 

近年、交通事故は年々減少していますが、高齢者ドライバーの関与する事故は増加傾向にあります。
交通事故は被害者の方はもちろん、運転をされている高齢者、ご家族にも深い悲しみをあたえます。
車を運転しなければ生活ができない地域もありますが、自宅からの行動範囲が近くのスーパーやコンビニ、駅やバス停、病院などの方で車を使用している高齢者もいらっしゃると思います。

すべてにあてはめる事はできませんが、代わりの移動手段として電動車いすを使用することも選択肢の1つとしてご検討いただければと思います。

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